分散投資は「大儲け」の機会から遠ざかる
昨年からはじまった新NISA制度により、金融商品への投資を行う個人は飛躍的に増加した。同制度をきっかけに株式や投資信託への投資をはじめた方も多いだろう。金融市場でのニューカマーに対し、2024年の投資環境は悪いものではなかった。7月末に日本銀行が不用意な利上げをしたことで一時的な急落に見舞われたものの、結果として昨年末の日経平均株価は一昨年末から6100円ほど上昇した。米国株もS&P500の年平均リターンが20%を超える(※1)などおおむね堅調だったといえる。
その一方で、年明け以降の相場は大荒れが続いている。はじめての本格的な乱調相場に世界の株価動向から目を離せないという人も多いのではないだろうか(乱調相場に心が躍るという人も中にはいるだろうが……)。
こちらは会員限定記事です。
無料会員にご登録頂くと、会員限定サービスをご利用いただけます。
30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
約5万本の全ての記事が閲覧可能
記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
会員限定イベントにご招待