隙間時間をうまく使うためのツールにする
私は常々、生徒たちに「受験を制する生徒の共通点は、持って生まれた能力ではない。隙間の時間の使いかたが上手なのだ」と伝えています。社会人の方でも、仕事や生活が多忙な人ほど、読書をしたり資格を取るなどの自己投資をしています。成功を収めている人ほど隙間時間の使い方が上手であると言えるでしょう。
スマホを使えば、ちょっとした時間の積み重ねで、1日に合計30分程度の勉強時間を確保することはそんなに難しいことではありません。チリも積もれば山となるで、1年間で単純計算すると180時間前後の学習時間が確保できます。数年単位で計算すればもっと大きな差になります。
学生時代に隙間の時間の使い方を確立できれば、生涯学び続けるスキルが身に付き、かけがえのない大きな財産を得られると言っても過言ではありません。
これからもスマホは、より便利に進化していくものと思われます。学習アプリなどもどんどん増えてくるでしょう。ChatGPTといった生成AIが学習ツールになることも当たり前になっていくと思います。
スマホを制すれば受験を制す
次々に新しく生まれてくるツールについては、単純に善悪で判断するのではなく、中身のデメリットを最小化し、そのメリットを最大限にいかすように考えていくのが重要です。子どもたちは、大人と比べれば精神的にはどうしても未熟です。これは致し方ありません。本人たちでスマホの使い方のコントロールするのは難しいと思います。
ですから、最初は親や周りの大人がしっかりフォローしていく、もしくは一緒に使い方を含めて見直していく、さらにプラスになる使い方を積極的に探してみることがとても重要なのだと思います。ぜひこの記事をきっかけに、お子さんやご家庭でのスマホの使い方を見直してみてください。「スマホを制するものは受験を制す」を合言葉に、まずは行動あるのみです‼